ドイツで開催されたgamescom 2026で世界初試遊が行われた『Helcast』は、落ちものパズルのような武器融合システムと物理演算を組み合わせた新感覚のデッキ構築型ローグライト。北欧神話を題材にした本作の魅力的なゲームシステムと、2027年第1四半期のSteam早期アクセス開始が発表された。
要点まとめ
『Helcast』はスウェーデンのRicpau Studiosが開発し、日本のHYPER REALがパブリッシングを手がけるインディータイトルです。プレイヤーはアスガルドとヘルヘイムの戦争を終わらせるため、生死の橋の守護者モドガンとなってアスガルドを目指します。
ゲームの核となるのは、フィールドに投げ込んだ武器同士をマージして攻撃するシステム。武器は物理演算に基づいて動き、落下・跳ね返り・衝突などの挙動が変わります。重要なのはマージ位置の選択で、敵の上方でマージを成立させない限り攻撃は無効。この位置関係の読みが戦略の鍵になります。
武器だけでなく呪文やトーテムも戦場へ投入でき、「盾の乙女」「ハントレス」といった複数のクラスから選択可能。各クラスで異なるビルド戦略が展開でき、マージコンボを重ねるごとに強力な効果が発生。北欧神話の世界観を丁寧に描きながら、直感的で奥深いゲームプレイを実現しています。
考察
本作の最大の特徴は、シンプルな操作ルールながら戦術的な奥深さを両立させた点にあります。物理演算による武器の動きが目に見えることで、プレイ中の判断が明確に視覚化され、達成感が強く伝わります。これは観戦している者にも面白さが伝わる設計で、ゲーム体験としての完成度の高さを示唆しています。
HYPER REALが手がけるタイトルらしく、尖ったコンセプトを持ちながらアート表現や演出も丁寧に作り込まれた作品として成立。北欧神話というテーマを活かしたビジュアル設計が、ゲームシステムの優秀さを際立たせており、インディーゲームとして高い完成度が期待できる一作です。
出典
元記事: 4Gamer.net


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