TGS2026で披露された『WARLOCK: DUNGEONS & DRAGONS』は、古典的なTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を土台とした新作アクションアドベンチャー。プレイヤーの創意工夫に応じた自由な攻略が実現するイマーシブシムとしての完成度が注目を集めている。
要点まとめ
『WARLOCK: DUNGEONS & DRAGONS』は、魔法使いクラス「ウォーロック」を主人公としたオープンワールドゲーム。主人公カァトリが古代魔女の女王ターシャと契約を結び、ウォーロックの眼という力を獲得することから物語が始まる。デモでは、ランプで扉を焼く、水をくんで火を消すといった環境利用から、黒い触手を召喚する呪文「ブラックテンタクル」で足場を作るといった魔法活用まで、複数のアプローチで課題解決できるゲームデザインが示された。戦闘では敵同士を衝突させたり、雷で麻痺させたりと、戦術的な選択肢に富んでいる。開発元のInvoke Studiosクリエイティブディレクターへのインタビューでは、メインストーリーの分岐は限定的だが、そこに至るまでのプロセスが多様に用意されていることが明かされた。プレイ時間は探索度合いで変わるものの数十時間に及ぶと予想されている。本作は2027年発売予定で、既存のD&Dファンはもちろん、初心者でも世界観に無理なく入り込める設計になっているという。
考察
このゲームの特徴は、ダンジョンズ&ドラゴンズの根本的な魅力である「プレイヤーの想像力に基づいた自由な問題解決」をビデオゲームで実装しようとしている点にある。開発者の述べた「ゲーム側から何をすべきか指示しない」というアプローチは、TRPGにおけるゲームマスターの役割をコンピュータで再現する試みともいえる。複数のインスピレーション源(Far Cry、Watch Dogs、Guardians of the Galaxyなど)から洗練されたメカニクスを組み合わせることで、リニアではなく自律的な冒険を可能にしている。主人公カァトリがゼロからの冒険を始めるという設定も、新規プレイヤーの没入感を高める工夫として機能している。
出典
元記事: 4Gamer.net

