総務省は情報通信審議会からモバイル網固定電話をユニバーサルサービス対象に位置付ける制度改正について答申を受けました。今後、電気通信事業法施行規則の改正を進める方針です。
要点まとめ
近年の社会経済情勢の変化に対応するため、政府はユニバーサルサービス制度の見直しを進めています。モバイル網固定電話については、従来の固定電話と同等のサービス供給義務を電気通信事業者に課す検討が行われてきました。審議会は技術基準の検討を踏まえ、改正法に基づく制度化が適当と判断しました。総務省は答申と意見募集の結果を踏まえ、関連省令の改正を速やかに実施する予定です。これにより、モバイル網を活用した固定電話サービスが公共通信インフラとしての位置付けが明確化されます。
考察
携帯電話網を用いた固定電話サービスの制度化は、地域通信の確保と利便性向上の両立を目指す施策です。IP化する通信ネットワークで、従来の固定電話網に頼らない代替手段を整備することで、過疎地域や災害時の通信確保が強化される意義があります。一方で、電気通信事業者の負担増加や技術基準の実装コストも課題となるため、実装段階での具体的な調整が重要になります。
出典
元記事: 総務省

