スティングが開発したボードゲームRPG「ヴィラクタル」がSwitch2およびSwitch版で10月1日にリリース。PC版は高評価を獲得しており、独自の「DP」システムと「悪魔のささやき」による疑心暗鬼の協力プレイが特徴だ。
要点まとめ
ヴィラクタルは、ダイスを振ってマップを移動するボードゲーム要素と、カードデッキを構築して戦うバトルを融合させたRPG。最大の特徴は、ダイスで出た移動量を使い切らずに蓄積される「DP」で、これを消費してイベントやバトルでの選択肢を増やせることだ。マップはプレイごとに自動生成されるため、リプレイ性が高く何度やっても新しい展開が生まれる。協力プレイでは最大3人で挑めるが、秘密の誘い「悪魔のささやき」により他プレイヤーに不幸を降りかかせてSPを多く獲得できるシステムがあり、信頼と裏切りが交錯する独特の緊張感が生まれる。各ステージは2~3時間で完了でき、Switch2版はおすそわけ通信にも対応している。
考察
このゲームの秀逸さは、運要素であるダイスを戦略に変えた点にある。一般的なボードゲームではダイスの目が無駄になりやすいが、DPシステムにより全ての出目に価値を持たせた設計思想は革新的だ。さらに協力プレイでの『悪魔のささやき』は、協力ゲームにおける個々の利益とチーム成功のバランスという根本的なジレンマを巧みにゲーム化している。不利を被るプレイヤーは被害を音声の歪みから察知できるため、人間関係に基づいた心理戦が自然発生的に起こる仕組みは、プレイ体験を深くしている。Switch展開により、カジュアルプレイヤーにもこのユニークなゲーム体験が広がることは、ボードゲームRPG市場にとって意義深い。
出典
元記事: 4Gamer.net


コメントを残す