自室最強伝説
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アジアゲーム市場の成長拠点:バンコクで開催されたgamescom asia 2026の現地レポート

2026年10月、タイ・バンコクで「gamescom asia x Thailand Game Show 2026」が開催された。日本の大手パブリッシャから東南アジアのインディーズまで、多様なゲームが集結し、4000万人のゲーマーを抱えるタイ市場の拡大を象徴するイベントとなった。

要点まとめ

タイ・バンコクのQueen Sirikit National Convention Centerで開催された本イベントは、前回から会場面積が2割拡大し、過去最多の29カ国・地域から出展があった。タイ国内のゲーマー数は4000万人を超え、2025年の市場規模は約1700億円に達するとされている。ただし市場の97.8%を国外ゲームが占めており、タイの業界は「遊ぶ国から作り手の国へ」の転換を目指している。会場では任天堂やカプコン、バンダイナムコなどの日本企業が目立つ存在となり、カプコンのモンスターハンターブースには2時間待ちの列ができた。一方で中国・韓国のアニメ調ゲームも広い出展面積を確保し、タイ発のゲームやインドネシアなどの新興パビリオンも集結。食品企業やエナジードリンクメーカーなど、ゲーム関連企業以外の出展も多く見られた。コスプレイヤーも多数参加し、賞金総額140万円のコスプレ大会も実施されるなど、エンターテインメント色の強いイベント運営が特徴だった。

考察

タイのゲーム市場は急速に成長しており、本イベントの規模拡大はその勢いを示している。スマートフォンが市場の58.3%を占める構成から、タイはモバイルゲーム中心の地域であることが分かる。しかし国産ゲームの売上が前年比43.6%落ち込んだという数字は、現地産業の脆弱さを物語っている。会場でタイパビリオンにビジネス展示と試遊ブースを並列させ、パブリッシャ探しのサイン掲示が見られたことから、地元ディベロッパーの成長支援がイベントの隠れたテーマとなっていることが窺える。日本や中国・韓国の大手企業が主導権を握る現状から脱却し、タイから国際競争力を持つゲームスタジオを育成する転機を模索しているのだろう。

出典

元記事: 4Gamer.net

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