総務省は固定資産評価基準の改正案について地方財政審議会に諮問し、9月16日から10月20日まで国民からの意見募集を開始します。地価下落地域での評価額修正と家屋評価に関わる複数の改正が予定されています。
要点まとめ
今回の改正は土地と家屋の2分野で実施されます。土地については、過去半年間の地価下落を評価額に反映する措置を導入し、田畑山林の指定市町村の一部を変更します。家屋では、木造・非木造家屋の再建築費評点補正率を引き上げ、評価替え時の計算方法を見直します。あわせて経過措置を令和11年度まで延長し、急激な評価変動を緩和する仕組みも強化されます。
考察
固定資産評価は市町村税の基礎となる重要な制度です。今回の改正が目指すのは、急速に変わる経済情勢への対応と、納税者負担の急増を抑えるバランスです。地価下落への素早い対応は、特に地域経済が落ち込んでいる地域の負担軽減につながります。一方で評価基準の複雑化は、市町村の事務負担も増やすため、実装時の支援が課題となるでしょう。
出典
元記事: 総務省

